2020年6月11日に、2020年度都立入試についての定例会が行われました。
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/
今年度の入試についてまとめましたのでよく見て勉強の計画を立ててください。
公開内容が増え次第随時更新していきます。
令和3年度都立入試日程
出題範囲と併せて入試の日程も公表されました。
日程は以下の通り
【推薦入試】
願書受付⇒令和3年1月21日(木)
実施日程⇒令和3年1月26日(火)、27日(水)
合格発表⇒令和3年2月2日(火)
【一般入試前期】
願書受付⇒令和3年2月5日(金)・8日(月)
実施日程⇒令和3年2月21日(日)
合格発表⇒令和3年3月2日(火)
一般入試は日付だけでいうと去年と同じですね。
しかし例年になく、日曜日に行われる日程となりました。
除外される単元
例年入試の範囲でに入っていた単元のいくつかが除外されることになりました。
科目ごとについては以下の通りです。
【国語】
・中3で学習する漢字
【数学】
・三平方の定理
・標本調査
【英語】
・関係代名詞主格と目的格(that,which,who)の制限的用法
【社会】
・公民『私たちと経済』の「国民の生活と政府の役割」
・公民『私たちと国際社会の諸課題』
【理科】
・第1分野『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」
・第1分野『科学技術と人間』
・第2分野『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」
・第2分野『自然と人間』
令和3年入試予想
国語
そもそも書き問題はほぼ小学生範囲なので大きな影響ありませんね。
読みの問題は漢検4級〜3級程度までになるでしょう。
![](https://www.toritunyushi.com/wp-content/uploads/2021/09/国語-1-520x300.jpg)
数学
標本調査は除外される予想が立っておりました。
しかし、三平方の定理が除外されたのは大きいです。
関数や図形の問題では比を使うものが増え難化する可能性があります。
![](https://www.toritunyushi.com/wp-content/uploads/2021/09/2-520x300.jpg)
英語
関係代名詞は例年苦手な子が多いため、難しめの単元が除外された形です。
しかし、英作文で利用制限されるとなると苦しいかもしれません。
![](https://www.toritunyushi.com/wp-content/uploads/2021/09/3-520x300.jpg)
理科と社会
どちらも学年末に学習する機会が多い単元が削られました。
理科は計算問題の為に覚える公式が減り、社会は重要語句が減ります。
代わりにそれぞれ歴史と地理、生物と化学のが難化する可能性が高いでしょう。
推薦について
例年行われるスポーツ推薦も少し形態が変わります。
基本的には試験日まで、あるいは当日の実技試験の結果が重要になります。
去年までは大会実績や活動内容を評価する形をとっていました。
今年は大会の大半が中止になってるため、実績で判断することができません。
そのため評価方法が実技試験を主軸に置くことになりました。
まとめ
入試の内容が大きく変更となったので、勉強の仕方も変えなければいけません。
今回は難くて勉強しきれないと予想された単元が減りました。
その分、今までの簡単で点が取りやすかった問題が難しくなるかもしれません。
入試の過去問も除外される単元を省いて使わなければならないですね。
勉強する際は注意しましょう。
※生徒と保護者向けのリーフレットが送付される予定となっているそうです。