都立スピーキングテストの内容と対策

学習指導要領の変更に伴って、都立入試でスピーキングテストが実施される予定です。

今までになかった、英語を話す能力が試されるテストですね。

ここでは実施されるまでの予定日程と内容をまとめました。

知らないと確実に出遅れて受験に失敗します。

必ず読んで、早いうちに対策をしていきましょう。

都立スピーキングテストと英検の2次試験の似ているところ

そもそもなぜスピーキングテストをするのか

東京都教育委員会が発表した【入学者選抜検討委員会】での公表での一文で示されています。

簡単にまとめると

①学校外国語科の目標は「外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う」ことである。
②この中の『話すこと』が英語のテストでは実施されていないのは問題である。
③テストでは『聞くこと』『話すこと』『読むこと』『書くこと』の4技能の評価を行うべきだ。

以上のことから都立入試ではスピーキングテストを行うことになりました。

スピーキングテストはいつから実施?

スピーキングテストが導入されるまのスケジュールは以下の通りです。

①2019年度 プレテスト
②2020年度 確認プレテスト
③2021年度 本テスト実施

2019年時点で中学校1年生の子たちが対象となります。

それまでは実際にできるかどうかの確認テストのみです。

【重要】スピーキングテストの対象者

何よりも重要なことは、公立の中学3年生全員が対象ということです。

つまり私立志望でも利用をしなかったとしても、全員が受験することになりそうなのです。

『自分には関係ないから対策しなくていい』とは言えないということです。

スピーキングテストはどうやって行うのか

今(2019年5月)のところ、ベネッセがテスト内容も含め主体となって運営される予定です。

内容と実施されるスケジュールはこんな感じです。

・中学校の学習指導要領に準拠した内容
・テストはタブレット等の端末に解答音声を録音する
・日程は毎年度11月第4土曜日~12月第2日曜日までの週休日又は祝日
・各受験者1回のみ受験可能
・会場は大学等の施設で実施
・受験料は都が負担する予定

各学校ごとに指定日を設けて実施される予定です。

英検2次試験のような対面式ではなく、タブレットに録音したものが採点されます。

2019年11月18日に行われたプレテストでは、テストは約十五分間かかりました。

イヤホンやマイクを付けて、タブレットの画面を見ながら解答をマイクで吹き込む形式で行われました。

問題と解答、採点基準については試験後に公開されるとのことです。

【重要】スピーキングテストの日程

日程を見ると11月の終わりから12月中旬にかけて行われる予定です。

つまり、年を越す前にテストするわけですね。

都立入試や私立入試の一般が2月ごろなので、相当早い時期に入試が行われると言えるでしょう。

スピーキングテストの内容

スピーキングテストはこのような形で出願されます。

ここで正答も確認できるので見ておくといいでしょう。

英語「話すこと」の評価に関するフィージビリティ調査の実施について

①質問に対する回答

英文が流れてきた後で、その文に対して受け答える問題です。

形式そのものは英検3級以降の2次試験に似ていますね。

解答の文章は簡単で大丈夫です。

例えばNo1の問題では「あなたのお気に入りの動物はなんですか?」

と聞かれますが、これに対して「I like cats.(私は猫が好きです。)」程度でも正解になります。

話すのも大事ですが、どれだけ正確に問題を聞くことができるかがポイントですね。

②原稿の読み上げ

原稿の読み上げは与えられた文章を黙読した後に、同じ文章を声に出して読む問題ですね。

これも英検3級以降の2次試験と同じです。

普段からどれだけ英語を口に出しているかが重要です。

教科書の文章などを読みこむといいですね。

慣れなければ、まず英語歌詞のみの歌を口ずさむだけでかまいません。

③イラストの説明

与えられたイラストについて答える問題です。

これも英検3級以降の2試験に似ていますが、英検と比べると少し複雑です。

そもそも日本語の文章で話が組み立てられないと英文は出てきません。

簡単な英文でも正解になるので、まずは使える単語を増やしておきましょう。

④スピーチする

最後は与えられたシチュエーションに対して、自分の考えた内容を話す問題です。

これはむしろ都立入試英語の大問2自由英作文に似ています。

留学生とのやりとりや、答える文が3文程度であるという部分が似ています。

書くか話すかの違いですね。

英文をつくる力がないと難しいです。

まずは一つ前のイラストから英文を考える練習が必須ですね。

出願される問題は簡単にまとめると
【質問に答える】
【原稿を読み上げる】
【イラストを見ながらそれぞれの説明をする】
【自由にスピーチする】

といった感じで、対策していないと難易度は高めです。

学校の授業だけでは絶対に足りませんね。

スピーキングテストの配点は

2019年7月25日時点では、まだ配点は決定されていません。

出ている案は以下の通り。

①【2月都立一般100点】+【スピーキング20点】=120点⇒140点に換算。

②【2月都立一般 80点】+【スピーキング20点】=100点⇒140点に換算。

今までのテストに加えるか、別のものとして計算するかの差です。

重要なのは、英語の配点は今までと同じということです。

つまり、科目合計が700点換算(500点満点×1.4倍)に変更はなしです。

スピーキングテストの点の割合

スピーキングテストは①の案でも②の案でも、25~30点近い配点になります。

30点というと、従来のテストの6問分の配点です。

都立国語で言えば漢字と作文が満点をとるくらい。

都立理科社会では記述問題で満点でも足りないぐらいの点数です。

これは対策しないとまずいですね。

どうやって対策すればいいのか

現状ではまず英検3級の2次試験の練習から始めてください。

英語で話さないまでも、英語を口に出す機会を少しでも増やしましょう。

英検でもタブレットを利用した受験ができるようになるので、話すテストの練習にはちょうどいいです。

また、教科書の文を暗唱もオススメです。

正しい発音が聞けて内容も把握できていますし、定期テストの勉強にもなるので練習には最適です。

さらに言えば都立入試の自由英作文の練習もしておくべきですね。

与えられた状況に対して英語の文章を作るのは難しいので、型を作っておいて当てはめて解答する方法がいいです。

詳しい内容はこちらからどうぞ。

都立英作文で12点取る方法

まとめ

大学受験のテストも、英語をどう実施するか変化が続いています。

この記事で紹介した内容も、テストを実施していく中で変化していくはずです。

今後どうなるかわかりませんが、どうなってもいいように早めに対策していきましょう。

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