都立入試の内申点の重要性と計算方法

都立入試では内申点が重要になります。

「内申ってなに」とか、「結局本番の点数次第でしょ」とか言っていると絶対に志望校にはいけません。

内申点の説明と、どれだけ大切かをまとめたので参考にしてみてください。

内申点とは

内申点とは、中学校で評価される通知表の結果です。

基本5科+実技4科の9科目を5段階で評価しているものですね。

昔は国語、数学、理科、社会、英語の基本5科目が重要視されていましたが、2020年現在では実技4科目に焦点が当たってます。

内申が都立入試にどう影響するか

内申は他県でも重要な要素を持っていますが、東京都の入試でも同じです。

推薦入試と一般入試とでそれぞれどのように影響するかは以下の通りです。

推薦入試において

都立の推薦入試では、学力試験がありません。

評価の対象になるのは調査書、面接、集団討論、作文or小論文です。

その中でも内申が書かれている調査書の配点は、総合得点の半分です。

以下の表は一般的な都立推薦の配点です。

調査書点集団討論/面接小論文/作文総合成績
450200250900

900点満点のうち調査書点が450点ありますね。

ということは、都立推薦入試の結果は内申点が大きく影響するわけです。

面接や討論、文章を書く練習と対策は必要ですが、中学校生活でいかに頑張っていたかが優先的に評価されるのですね。

都立一般入試において

一般入試においては、合否判定の30%が内申点になります。

ほとんどの都立高校が、平成28年以降学力テスト700点(本番500点満点)、内申点を300点(換算内申65点満点)を合計した1000点満点で判定します。

極端な話、内申点が低ければ当日に100点取れても合格できない場合もあるということです。

大半の子が、この事実に気づくのは2年生の学年末か3年生の6月、7月頃です。

今通いたいと思っている志望校に合格できるかどうかは内申にかかっています。

内申点の計算方法

この内申点の計算方法が分からないという子がいますが、これができないと絶対に都立入試では合格できません。

合格判定の1000点満点のうち当日に何点とれば合格できるかを知るには、土台となる内申点が必須だからです。

逆に言えば、内申の計算ができれば当日のテスト目標点が決められるので、早いうちに計算しておくべきと言えるでしょう。

まずは換算内申を計算する準備からしましょう。

換算内申とは

換算内申は、内申点を計算する前の数値のことです。

志望校を決める時の基準にも使うので、聞かれたら即答できるようにしてください。

まず基本5科+実技4科の9科目の合計をそれぞれ算出していきます。

国語、数学、理科、社会、英語は数字をそのまま合計します。(オール3なら3+3+3+3+3=15)

実技4科目は合計したあとに2倍してください。(オール3なら3+3+3+3=12。2倍にして24)

そしてそれぞれで出た数値を足してしまえば換算内申が出てきます。(オール3なら15+24=39)

この換算内申があなたの持ち点です。

※昔は実技科目は2倍ではなく1.3倍でした。実技も頑張る子を評価してあげるためのルールですね。

調査書点を計算する

ここまでくればあとは簡単です。

換算内申÷65×300の計算をすれば内申点が計算できます。(オール3であれば39÷65×300=180点)

65で割るのは、もしもオール5であれば換算内申が65点満点だからですね。

この持ち点に、本番の点数を加えた数値が総合得点になります。

【番外編】当日点の計算方法

当日の点数の計算もして、総合得点を算出しましょう。

試しに模試の得点や、仮の点数を想定して計算するといいですね。

仮に科目ごとの得点が以下のようなものだとします。

国語数学英語社会理科合計
8075656070350

合計点が350点なので、この350点を、700点満点に換算します。

計算式は合計点÷500×700です。

今回の場合だと350÷500×700で490点ですね。

面倒であれば、合計点を1.4するだけでも点数はでます。

本番で必要な点数の計算方法

今までの点数を逆算していくと点数が出ます。

今回は通知表がオール3、志望校が東高校だった場合で考えてみます。

偏差値50の東高校であれば必要総合得点は男の子の場合650点程度なので、内申点を引いてあげます。

650-180=470点

この470点は当日点を1.4倍した後の数値なので、1.4で割ってあげます。

470÷1.4=335.714……

四捨五入すると約336点となり、これが本番で必要な点数となります。

5科目で考えると1科目平均で67.2点必要ですね。

計算をまとめると以下の数式になります。

(合格基準点-内申点)÷1.4=総合得点

【重要】内申点の落とし穴

この内申点ですが、男の子よりも女の子の方が合格基準を高く設定されています。

これは全国統計と換算内申の計算方法のためです。

まず全国統計で見たときに、女の子の方が通知表の結果が良いという結論が出ています。

提出物をコツコツこなしたり授業態度がよかったりする子が多くいるためですね。

さらに換算する時に実技科目を2倍にするため、この通知表が単純に2倍高い評価がつくことになります。

その結果、例えば偏差値50の東高校では男子の換算内申基準は42ですが、女の子は47必要で5ポイントの差があります。

つまり、通知表の結果がとれていない女の子はそれだけで受験に不利なのです。

通知表の結果を上げるための記事は別に上げているので、そちらを見て実践してみてください。

内申を上げる3つのポイント

まとめ

内申点があればあるだけ合格の可能性が上がります。

また、足りなければ足りない分だけ本番で高い点数をとらなければいけなくなります。

「今はまだいい」なんて時期はなく、今の時点ですでに受験生です。

3年生になってから本気を出すのではなく、受験を楽にするために今からコツコツ努力していきましょう。

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