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都立入試の集団討論のコツ

都立推薦入試は狭き門ですが、特にその中でも集団討論は練習時間も取りにくい難関です。

ここでは討論の流れを確認しながら、どんな対策をしていくべきかまとめておきます。

※コロナの影響で集団討論を実施しない学校も増えました。

佐々木塾長
佐々木塾長

念のため確認して心の準備だけしておいてください

都立推薦入試の集団討論とは

5人から6人程度のグループをつくり、学校側から出題された問いに対する答えを話し合っていきます。

佐々木塾長
佐々木塾長

時間は30分程度設けている学校が多いです

集団討論のテーマは合唱祭、文化祭、体育祭といった学校生活の話題が中心です。

学校によっては時事的な問題として国際理解についての話や環境問題が取り上げられます。

事前にニュースなどに目を通しておくといいかもしれませんね。

話し合いが始まる前に2分程度の時間をとって自分の考えをまとめる時間がもらえます。

ですが、緊張していることも手伝って全然時間が足りずに考えがまとまらないことも多いです。

集団討論に臨む前にお題に対する考えをまとめる練習をしておくことが必須です。

また、時間制限はありますが終了する時は前触れもなく「終了です」と通知されるケースが大半です。

その①:集団討論で学校が見る4つのポイント

コミュニケーション能力(≒空気を読む力)複数人とのコミュニケーションで見えてくる能力を見られます。

いわゆる「場を読む力」は、社会で生活する上で最も重要な力なので、ここが最大限評価されます。

・協調性(コミュニケーションできるか、仲間と話し合いができているか)

・積極性(意見を主張しているか、質問をしているか)

・貢献度(課題に対してどれだけ活躍できているか、話を聞けているか)

・バランス感覚/ /リーダーシップ (議論をまとめられるか)

集団討論は、 議論を交わすものであって相手を論破するものではありません

多くの受験生が勘違いしていますが、話し合うこと自体を目標として仲間と協力し合いましょう。

その②:生徒は「話し合うこと」を目標にすべし

先ほども述べたように、集団討論は与えられたテーマについて話し合うことが最大の目標です。

佐々木塾長
佐々木塾長

自分の感想を述べるだけではダメなのですね

また「話し合うこと」が重要なのですから、相手の話を聞かずにただひたすら自分の意見を主張するだけでもダメです。

集団討論で必ず意識しておくべきことは同じグループの人と協同作業をして答えを導くといえるでしょう。

他の受験生確かに合格を争うライバルですが、あくまでも敵ではなく仲間なのです。

実際に合格した受験生からは一緒に推薦を受けた人と友達になったと聞きます。

その③:討論のための6つのポイント

討論そのものを成功させるためには、以下のことが討論をする全員で共有できているのが理想です。

  1. テーマについてのいつ、どこで、だれが、何をするのかが明確。
  2. 進行役が議論をきちんと進行させている
  3. 意見が違う少数意見もきちんと聞き、議論する
  4. 主体的に関わり、自分の役割を実行している
  5. 具体的な体験や見聞をとおして議論されている
  6. 合意事項が確認されている

その④:集団討論で評価される意見の言い方

どうしても言葉遣いや意見の言い方が気になってしまうこともあると思います。

他にも意見が被ってしまったり、自分が少数派の意見になってしまったりする場合があります。

それらの対策をするために、必ず以下の内容を確認して練習しておきましょう。

(1)「協調性」と「コミュニケーション能力」を評価される意見の言い方

「Aさんの意見はとても参考になりました。ただ、私の意見は少し違っていて…」

「Bさんの考えはとてもおもしろいです。ただ、逆に考えると…」

自分よりも先に述べた受験生の意見に反論する場合は、その受験生の意見を尊重する言葉から始めます。

そうすることで「協調性」が評価され、場の雰囲気も良くなります。

逆に自分が言おうと思っていた意見と同じようなことを先に言われてしまった場合は

「Cさんの考えに私も賛成です。付け加えて言うと…」

(2)「思考力」を評価される意見の言い方

意見を述べたら必ずその根拠を合わせて伝えます。

「~だと思います。なぜかと言うと…」

また、次のように具体的な例で補足すると言いやすくなります。

「例えばこの間、ニュースで~ということが報じられていましたが、そこでも…」

「例えば、去年アメリカに行ったときに~ということがあって…」

「例えば、部活をしていたときに~というちょっとした事件があって…」

(3)「表現力」を評価される意見の言い方

話し方に強弱、緩急をつけましょう。

意見を強調したいときには、「ゆっくり、声を大きく」して伝えることが重要です。

自分が思っている以上に緊張で声が小さくなっている場合があるので、少し大きめの声を出すような気持ちで話しましょう。

面接の時とは違い手の動作などのジェスチャーは有効なので、積極的に話してください。

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