公立中高一貫校の特徴と魅力

都立高校の中には公立中高一貫校と呼ばれる学校があります。

聞いたことはあっても、それがどんな学校なのか詳しく知らないことも多いでしょう。

中高一貫校はどの学校なのか。

私立中高一貫校とはどう違うのか。

そんな疑問をまとめましたので参考にしてみてください。

公立中高一貫校とは

公立中高一貫校は、中学と高校の部が同じ敷地内にある学校です。

つまり入学するチャンスが、高校受験以外に中学受験もあるということです。

しかし、中には今後高校から入れなくなる学校もあるので要注意です。

都内の公立中高一貫校はどこ

以下の学校が都内の公立中高一貫校です。

●中等教育型
桜修館、小石川、九段(千代田区立)、立川国際、南多摩、三鷹
●連携型
広尾、永山、芝商業、蔵前工業
●併設型
白鷗、武蔵、富士、大泉、両国

以上15校が公立中高一貫校です。

それぞれの種類については次のところで解説します。

公立中高一貫校の種類ってどういうこと?

公立中高一貫校は、大きく分けて3 種類あります。

①中等教育学校

中学と高校の6年間を通じた、完全中高一貫教育を行う学校です。

最大の特徴は高校の募集を行わないということです。

中学の学習課程を「前期課程(1・2・3年)」と分け、高校の課程を「後期課程(4・5・6年)」としています。

そのため、学校それぞれの教科設定がされています。

問題点としては、後期課程進級時の試験が無いことと、外部からの生徒が入ってこないことです。

環境が整っているため安心して6年間勉学に励むこともできることはいいことです。

反面、緊張感がなくなったり人間関係の構築能力にが鍛えられなかったりします。

②併設型

都道府県が設置する中学と高校からなっている学校で、一貫教育が行われています。

昔からある高校に、付属の中学校を新設するケースが多く、中学卒業者はそのまま高校へ進学可能です。

①の学校と違って、外部生徒を受け入れる入試も行われます。

内部進学と高校からの外部生徒が関わるので、①の学校の問題点を解消できています。

③連携型

地域にある別々の中学と高校が協議して、一貫性のある教育に配慮しながらカリキュラム作成しています。

1つの高校に対して、複数の中学が連携している場合があります。

中学には一般の公立中学校と同じく、決められた学区の学校に選抜なしで入学します。

特徴としては、連携校への進学に簡単な選抜があるということです。

また、指定校推薦の枠が設けられています。

私立と近いのは

3つのタイプのうち、私立校に近いのは①と②の学校です。

基本的には中高の6年間で完結するということと、担任やクラスがそのまま持ち上がるケースもあります。

※高校から入れなくなる?

都立の②併設型中高一貫校5校が、高校募集を停止して中学募集を拡大することになりました。

2022年までの入試までは有効ですが、武蔵、富士、両国、大泉、白鷗が、高校募集を停止します。

「都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)」で公表された情報なので、間違いなく行われるでしょう。

それまでは入試を受けるチャンスがあるので、積極的に受けるといいでしょう。

公立中高一貫校の授業内容

学校タイプによって違いますが、授業のペースは速く、独自性が高いです。

そういう意味では私立の一貫校とも似ていますね。

ただし、中には私立を超えるような独自のカリキュラムを打ち出しているところもあります。

例えば国際化社会に対応できるようにリスニングに力を入れたり、将来を見据えて企業の人と触れ合う授業があります。

授業料が安い

私立との最大の違いとも言えることは、3年間の授業料の安さです。

私立の無償化は進んでいますが、学校によっては年間で100万近くかかることがあります。

それに対して同じ中高一貫校でも公立であるため、実質授業料は無償です。

施設の質も私立に負けないので、入れるものなら入っておきたい学校ですね。

例年の倍率

受検料が安く、魅力も高いため倍率は例年2.0~3.0程度です。

毎年倍率の平均が1.4倍程度なのでやはり高いですね。

取り下げ期間でも倍率は下がりにくいですし、2次募集もまず行われないので狭き門といえるでしょう。

まとめ

授業料が安かったり施設も魅力的な学校です。

その分入学するのも大変なので、受験するには覚悟しないといけないですね。

入学したい、興味がある、という人は他の人よりも準備を速めましょう。

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