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令和9年度都立高校入試の募集人員と変更点|志望校選びで確認するポイント

令和9年度(2027年度)の都立高校の募集人員が公表されました。「志望校の募集が減ったら変更すべき?」「学校全体の人数と一般募集の人数は同じ?」と迷う人に向けて、公式資料を読む順番と、進路面談に持っていく確認メモを整理します。

情報確認日:2026年10月22日。東京都教育委員会が10月8日に公表した募集人員と、9月17日公表の入学者選抜実施要綱・同細目の案内を確認しています。

結論:募集の増減は、志望校を調べ直すきっかけにする

募集人員が減ったという情報だけで、志望校を外す必要はありません。まず自分が受ける学校・学科・募集区分の数字を確認し、次に選抜方法、今の学習状況、通いたい理由を並べて考えましょう。

全体の募集規模と、自分が出願する枠は別です。また、募集人員が同じでも応募する人数や受検者の状況は毎年変わります。前年の倍率や人気順位を、そのまま今年の合格しやすさに置き換えることはできません。

対象となる受験生

主に、令和9年度に都立高校の全日制課程への入学を希望する中学3年生と保護者が対象です。推薦と学力検査に基づく選抜を検討する際に使ってください。定時制・通信制、海外帰国生徒や在京外国人生徒等を対象とする選抜などは、該当する課程・区分の資料で別に確認が必要です。

公式情報:全日制は39,195人、17校で学級減

東京都教育委員会の発表では、全日制課程の募集は167校・1,011学級・39,195人です。前年度と比べて学校数は同じで、18学級、1,045人の減少となっています。学級を減らす学校は17校で、学級増はありません。出典:令和9年度の募集人員等について。

例えば三田高校普通科は8学級から7学級、第一商業高校ビジネス科は6学級から4学級になります。ただし、学級数に一律の人数を掛けて、自分が受ける募集枠の人数を決めつけないようにしましょう。学校別の募集人員表まで見る必要があります。

募集人員表の括弧内は「追加の人数」ではない

公式の第一学年生徒募集人員(PDF)では、一般募集の括弧内の数字は推薦入学対象人員で、一般募集の人数に含まれる「内数」です。括弧の外と中を足し算するものではありません。

同PDFの2ページでは、三田高校の一般募集は「256(52)」です。これは一般募集256人のうち推薦入学対象人員が52人という読み方です。別枠も含む学校全体の数字や、推薦後に公表される学力検査に基づく選抜の募集人員と混同しないでください。

変更点は、自分が受ける区分に当てはまるかを見る

募集規模に加え、選抜方法の変更も確認します。9月17日の実施要綱・同細目の公表ページには、国際高校の国際バカロレアコースは9月入学生徒の選抜を廃止し、4月入学生徒の選抜のみを実施する変更が示されています。国際高校のすべての募集を一括して説明した変更ではありません。

同ページには、学力検査得点と調査書点を7対3と10対0の両方で算出し、高い方を採用する方法を、全日制普通科2校で新たに実施することも示されています。全校共通の変更と受け取らず、志望校が対象か、必要な書類や検査は何かを学校別の実施方法一覧と学校の案内で確認しましょう。「10対0」という言葉だけで、出願書類や準備を省略しないことが大切です。

具体的な準備手順:志望校ごとに4つの欄を埋める

まず第一志望と比較候補について、次の4項目をノートに書きます。資料を読んだ事実と、自分の判断を分けて残すのがポイントです。

  • 受ける枠:学校名、課程、学科・コース、推薦か学力検査に基づく選抜かを書く。同じ学校でも別の行を見ていないか確認する。
  • 人数と年度:令和9年度の該当欄の人数、括弧や注記の意味、確認日を記録する。前年と比べるなら、同じ募集区分同士で比べる。
  • 選抜の条件:実施方法一覧で教科、調査書の扱い、面接・作文等の有無を確認し、未確認の点を一つずつ質問にする。
  • 判断と次の行動:通いたい理由、今の学習上の課題、誰に何を相談するかを書く。人数の増減だけで結論を出さない。

メモの例:学級減を見つけたとき

記入例:「三田・全日制普通科。令和9年度は7学級。一般募集欄は256人、推薦対象は内数で52人。学力検査で受ける場合の募集人員は、その区分の公表資料で改めて確認する。次の面談では、模試で失点した単元と今後の学習計画を相談する。」

ここで分かるのは募集の条件です。「何点なら合格できる」「前年より必ず難しい」といった結論までは分かりません。学校の魅力や通学条件も併せて比較する場合は、学校説明会で確認したい項目と質問例を使い、入学後の生活まで考えてみてください。

注意点と例外:数字を比べる前に確認すること

  • 募集人員と倍率は別の情報です。募集人員が決まった段階では、最終的な応募状況や受検倍率は分かりません。
  • 推薦枠を二重に数えない。括弧内が内数なのか、別枠なのかを資料の注記で確認します。
  • 学校名だけで資料を選ばない。課程、学科、コース、対象となる生徒、入学時期が違えば、人数や選抜方法も別です。
  • 公表後の追加・訂正も確認する。出願前に東京都教育委員会と志望校の案内を再確認し、不明点は中学校の先生に相談してください。

よくある質問

募集人員が減った学校は避けた方がよいですか?

募集の減少だけでは判断できません。募集区分の数字を確かめたうえで、志望理由、現在の学力、今後の対策、他の候補校も含めて相談しましょう。受検者数や得点の分布が分からない段階で、合格の難しさを断定することはできません。

一般募集の人数から推薦人数を引けば、確定した一般入試の人数になりますか?

その計算だけで確定した募集人員として扱わないでください。10月公表の一般募集欄には推薦入学対象人員が内数で含まれます。自分が受ける選抜の募集人員は、その選抜について公表される資料で確認するのが確実です。

昔の記事や前年の学校案内は使えますか?

比較の手掛かりにはなりますが、今年の出願判断には令和9年度の公式資料を使います。前年資料の募集枠や配点を、そのまま今年に当てはめないようにしてください。

公式資料:募集人員表と選抜方法を調べるリンク

いずれも2026年10月22日確認。募集人員は10月8日公表時点の情報です。公式資料へのリンク先で更新・訂正情報も確認してください。

まとめ:人数を確認したら、次の相談を一つ決める

令和9年度の募集人員を見るときは、全体の減少より先に、自分が受ける学校・学科・募集区分を合わせることが大切です。括弧内の推薦対象人員を二重に数えず、選抜方法の変更が自分に関係するかを確認しましょう。

今日できる準備は、志望校の公式資料を開き、「受ける枠・人数と年度・選抜の条件・次の行動」の4項目を埋めることです。分からない欄を質問にして進路面談へ持っていくと、数字への不安を具体的な準備につなげられます。

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