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都立単位制高校の違いと魅力

都立の高校を探していると、単位制と呼ばれる高校があることを知ることになります。

生徒
生徒

でも普通科もよくわからないのに、単位制と言われてもよくわかりません…

佐々木塾長
佐々木塾長

では二つの学校を見比べながら解説していきますね!

ここでは普通の高校との違いと、単位制高校のいいところをまとめてあります。

ぜひ志望校選びの参考にしてみてください。

普通科と単位制高校の違い

ます高等学校には、「学年制」「単位制」で分けられています。

「学年制」とは

必ず勉強しなければならない科目と、自分で選択した科目を勉強する学校です。

生徒
生徒

必ず勉強する科目は、例えば国語、数学、英語ですね

佐々木塾長
佐々木塾長

そして自分で選択する科目は、例えば地理や歴史、理科などのことです

高校生になるとこれが細かく分かれて【国語総合】【数学Ⅰ】【英語表現】となっています。

細かく分類されて【世界史】か【日本史】、【化学】か【生物】のどちらかを選びます。

この必修と選択の科目授業と定期試験を受けて評価を出されるわけですね。

そして決められた数の科目を修得したと認められると次の学年に進級できて、3年(全日制課程)を修了すると卒業が認められるのです。

つまり、しっかり授業と定期試験を受けて評価を貰えないと留年してしまいます。

下の表で必須の科目は○、選択必須科目は星にしてあります。

教科科目必須科目教科科目必須科目
国語国語総合保健
体育
体育
国語表現保健
現代文A芸術音楽Ⅰ
現代文B音楽Ⅱ
古典A音楽Ⅲ
古典B美術Ⅰ
地理
歴史
世界史A美術Ⅱ
世界史B美術Ⅲ
日本史A工芸Ⅰ
日本史B工芸Ⅱ
地理A工芸Ⅲ
地理B書道Ⅰ
公民現代社会書道Ⅱ
倫理書道Ⅲ
政治・経済外国語コミュニケーション英語基礎
数学数学Ⅰコミュニケーション英語Ⅰ
数学Ⅱコミュニケーション英語Ⅱ
数学Ⅲコミュニケーション英語Ⅲ
数学A英語表現Ⅰ
数学B英語表現Ⅱ
数学活用英語会話
理科科学と人間生活家庭家庭基礎
物理基礎家庭総合
物理生活デザイン
化学基礎情報社会と情報
化学情報の科学
生物基礎
生物
地学基礎
地学
理科課題研究

「単位制」とは

それに対して単位制とは、自分で好きな科目を選ぶことができる高校を指します。

生徒
生徒

自分で授業を選べるなんて楽しいですね!

佐々木塾長
佐々木塾長

ただ全部の科目を選ぶべるわけではなくて、必ず履修しなきゃいけない科目もあります

選択できる科目が学年制よりも種類や数が圧倒的に多いです。

そして最大の特徴としては、学年制でいうところの進級や留年がありません。

ただ、学年制の学校でいう「学年」と似た意味合いの「年次」というものがあります。

そして単位の修得状況によっては、また同じ年次に留まってしまう場合があります。

3年間(全日制課程)で決められた単位数を履修・修得することによって卒業が認められます。クラスについては、入学した年次に従って構成されます。

都立の単位制の高校

全日制の都立高校の中で、単位制の高校は26校あります。

まとめたものは以下の通りです。

学校名学科通信
美原普通科
墨田川普通科
砂川普通科
新宿山吹普通科
新宿普通科
翔陽普通科
上水普通科
国分寺普通科
大泉桜普通科
一橋普通科
板橋有徳普通科
飛鳥普通科
芦花普通科
忍岡普通/専門
若葉総合総合学科
町田総合総合学科
東久留米総合総合学科
晴海総合総合学科
つばさ総合総合学科
世田谷総合総合学科
杉並総合総合学科
葛飾総合総合学科
王子総合総合学科
青梅総合総合学科
六郷工科専門学科
総合芸術専門学科

半分が普通科、もう半分が総合が専門学科ですね。

忍岡高校は両方が設置されています。

単位制高校の学校ごとの特徴

学びたい科目を選ぶことができる単位制高校ですが、学校によってかなり特徴が違います。

以下3つの高校の選択科目を挙げてみました。

【新宿高校】
⇒小論文演習
⇒古典演習
⇒漢文演習
⇒文系数学演習
⇒理系数学演習
⇒物理基礎演習
⇒物理演習
⇒英語演習
⇒力学演習
⇒分子生物学
⇒英会話
⇒中国語
⇒ハングル

【忍岡高校】
⇒日本舞踊
⇒和太鼓
⇒囲碁
⇒将棋
⇒着付けと作法
⇒フランス語
⇒ドイツ語
⇒中国語
⇒韓国語
⇒演劇
⇒モダンバレエ
⇒茶道
⇒おこと

【飛鳥高校】
⇒ディスカッション
⇒ライティング
⇒プレゼン
⇒フランス語
⇒中国語
⇒スペイン語
⇒野外活動
⇒生物活用
⇒劇表現
⇒絵画
⇒華道
⇒茶道
⇒陶芸

新宿高校は大学進学に向けての選択科目が多いですね。

最初の学年から受験対策を進めていくような印象です。

忍岡高校は日本文化を学ぶための科目が目立ちますね。

7時限授業といって、6時間目のあとに各科目の専門家の授業が受けられます。

飛鳥高校は英語教育の科目が充実していますね。

私立でも増えてきた英語のプレゼンなどですが、飛鳥高校は常駐のALT(ネイティブスピーカー)が5人もいます。

まとめ

それぞれの学校に特徴があるので、偏差値だけでは選べないですね。

ネットで調べるだけではなく、学校の見学をして自分に合ったところを探すといいでしょう。

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