都立に新設置される理数科とは

都立高校にはコース別で【外国語科】や【総合科】などがあります。

そして新たに令和4年度に【理数科】というコースが新設されることになりました。

どの学校でそのコースが設置されるのか。

その学校ではどんな勉強をするのか。

発表された範囲でわかっていることをまとめてみました。

理系科目が好きな人は特によく見て参考にしてください。

都立高校の理数科とは

理数科とは、今まで都立高校にはなかったコンピューターを使ったAIやプログラミング、データを扱うコースです。

今までスーパーサイエンスハイスクール(S.S.H)と呼ばれる理系に特化した学校がありました。

それらの学校とは違い、タブレットPCを使いAIや情報通信などの勉強に特に力を入れる学校ですね。

なぜ理数科が設置されることになったのか

今世の中ではScience(科学) Technology(技術) Engineering(工学)Mathematics(数学)を統合したSTEAM教育が必要とされています。

また内閣府から、Society 5.0という新しい社会が提唱されています。

これは狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指す言葉です。

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムによって、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)のことです。

https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html

情報通信を正しく使う以上に、IoT(Internet of Things)によって全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有する社会を実現しようという試みです。

これらの社会を実現して支えるために、高等学校から教育を施そうとコースを設置したわけですね。

理数科が設置される学校

理数科が設置されるのは東京都立の立川高等学校になる予定です。

この立川高等学校は多摩地区で唯一SSHの指定を受けている学校のため、初の理数科として選ばれたのですね。

あくまでも確定した学校が立川高等学校のみということで、今後年度を重ねるごとに増えていくでしょう。

都立理数科の授業内容は?

理数科のコースではデータの取り扱いやIotの歴史、そして当然他の学校勉強している科目が必須になります。

なので普通科と同じ勉強はしますが、中でも確率・統計を中心に勉強します。

また、特化した授業としてプログラミング、理科と社会科の比重が大きくなるようですね。

理数科の予想倍率は?

予想でしかありませんが、2.0倍以上になるでしょう。

初年度は学級規模を1~2学級にすると発表されているため、募集人数は限られます。

ただご存じの通り、コース制の学校は倍率が例年低めではあります。

しかし新しい取り込みということと、情報通信やAIは将来を見据えた時にとても価値の高い分野になるからです。

実際の学校の授業内容次第で倍率は大きく変わるはずですが、そういった分野に興味のある子が集中する可能性が高いですね。

入試の方法は?

今のところ発表はありませんが、基本的には普通科と同じ入試問題になるはずです。

ただ、他のコース制の学校では特別な配点やテストを受けさせている学校もあります。

例えば国際高校では英語は独自問題を解きますね。

発表の中でも

・他自治体の例も参考に更なる具体の検討が必要
・ 学校選択の判断材料とできるよう可能な限り早期に周知が必要

と書かれているので、もしかしたら特別な入試問題が用意される可能性があります。

まとめ

新しい時代に見合った、面白そうなコースですね。

私立でも対応しきれていない部分に国が介入する形なので、授業の中身も良さそうです。

学校公開のタイミングで話が聞けるかもしれないので、立川高等学校に足を運ぶのもいいですね。

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